
どうも!朝倉っす。
今回は是非読んでほしい本がありますので、ご紹介致します。
いつもはインデックス投資の参考になる本など、投資に関する本の紹介が多いんですが、今回は問題提起の本です。
このブログのカテゴリー的には、節約についてに入るのかもしれません。
自分が欲しいものをどんどんと買って、お金がない、貯金ができないなどと言っている人に読んでもらいたい本なんです。
投資を始める前段階のお話ですよ。
もしかしたらあなたの価値観を変えてくれるかもしれませんね。
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本のタイトルは「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」

2012年、ブラジルのリオデジャネイロで国際会議があり、環境が悪化した地球の未来について話し合おうというものでした。
世界中から集まった各国の代表者は、自国の利益を守るために当たり障りのないことばかりを言って、本当に何をしなければならないかという名案は出ませんでした。
そんな中、南米の国ウルグアイの番がやってきたんです。
ちなみに、ウルグアイというのは南米の国でブラジルとアルゼンチンに隣接しています。
面積は日本の半分、人口は300万人程度の国です。
面積や総人口は南米の国家としては小規模ですが、ウルグアイはチリに続いてラテンアメリカで二番目に生活水準が安定している国であり、政治や労働の状態においては大陸で最高度の自由を保つ国です。

演説の壇上に立ったムヒカ大統領は質素な背広にネクタイなしのシャツすがたでした。
世界でいちばん貧しい大統領として有名な人です。
給料の大半を貧しい人のために寄付し、大統領の公邸には住まず、町からはなれた農場で奥さんとくらしているそうです。
花や野菜を作り、運転手つきの立派な車に乗るかわりに古びた愛車を自分で運転して、大統領の仕事に向かいます。
日本や欧米の首相や大統領、国会議員とは全然違う暮らしぶりじゃないですか?
なんか、田舎暮らしの普通のサラリーマンが仕事に行っているような感覚に思えました。
特別な仕事に向かうような雰囲気はなく、仕事内容が単に大統領であったという感じでしょうか。
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物を買うために働くのはやめなさい!
「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
これは、世界でいちばん貧しいムヒカ大統領の言葉です。
あなたはバイク、車などのリボ払いやローンを支払うために長時間労働していないですか?
欲しいものを欲しいだけ買い、見栄のなためや周りと同じ生活や経験がしたいということでお金を使っていませんか?
大量消費の生活をするのではなく、幸福と思える生活をすることがとても大切なのです。
人生は短い、欲しいものを買うために働く人生はやめて、必要最低限なものを買って家族や子供、友達などの人間関係を充実させる人生を送った方が幸せではないですか?という主張です。
節約して本当に必要なものだけを買う生活になると、お金って自然に貯まるんだなと気付きます。
逆にほとんどの人は生活費が高い為、それを維持するためにがむしゃらに働いているんだなと気付きます。
ムヒカ大統領の演説にもありましたが、「毎月2倍働き、ローンを払っていたらいつの間にか老人になってしまいますよ。」
という言葉に、深くうなずきました。
アマゾンのレビューを見ていると、自分になかった考え方だったので衝撃だったというのもありました。
私は毎日、苦しくない程度の節約をしていますし、投資をしたりしています。
私は40代でセミリタイしようとしているんです。
仕事を辞めて、できるだけ自分がやりたいことをやる人生を送り、幸福になりたいと思ってます。
人生の時間は平等です。
80年間という決まった時間の中で、働いてばかりだったら辛くないですか?
是非、この本を読んでどんな人生を送るかを考えてほしいものです。
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